すてきな伝統
- 幼稚園 友愛
- 4月11日
- 読了時間: 2分
更新日:4月13日
昨日の入園式を終え、新入の子どもにとっては今日が初めての登園日です。親子で緊張して登園してこられました。泣かないで離れられるかな?と心配もありましたが、無事にお預かり出来て、在園の子どもたちも「新しいお友だちが来たらお世話してあげよう!」とはりきってお世話をしてくれました。子どもが誰に強制されるでもなく自分から進んで優しくしてあげたい!と思えることって簡単なようで実はとても奥深いんです。これまでの脈々と年上の子が優しくしてくれたからこそ、今度は自分がやりたい!と思えるわけで、この友愛幼稚園の伝統というか培われた空気は本当に素敵だなあと思います。
そんなはりきっている年長さんの一人は、黄色ネームになれたことがうれしくて、お休みの日にも名札を付けていたそうです。お母さんから「年長の証である黄色の名札、嬉しくって昨日は私服にもつけていたんですよ」と聞きました。なんと可愛い!子どものその誇らしい気持ち、大切にしたいですね。
実は教諭の私も、あの子は初めてお母さんから離れるから不安だろうな、泣いたらどうやって不安をほぐそうかな、こうしたらいいかな、ああしたらいいかなとあれこれ考えていたら朝も4時から目覚めてしまいました。でも無事にお預かり出来て、お帰りの時間には「まだ帰りたくない」と言ってくれる子も一人ではなく居て。たくさん笑顔で遊んで過ごせて本当に良かったです。「幼稚園は楽しくて安心できるところだよ」って子どもに伝わったでしょうか。この4月はそれが子どもに伝わるよう保育していきます。